2014年3月24日月曜日

何かが変!

ひとつ前のブログに書いたとおり去年11月スタジオを借りてレコーディングをした。
病気と闘っているかつての音楽仲間を勇気づけるため当時のメンバー達が集まっての2曲。
中には数十年ぶりの再会をした者もいて、しばし懐かしい話の花が咲いた。
年末には専用HPを完成させ、フェイスブックで頻繁に情報を共有していた。
そして次の新曲のレコーディングも間近という時だった。
320日その彼が亡くなった。
- - -彼の事は、少し経ったら http://otokana.jp/ で詳しく書こうと思う- - -


翌日の21日、今後のことを話し合うためクルマで集合場所に行く途中の環8野毛公園前、赤信号で停車中ノーブレーキの乗用車に追突された。
暫くして到着した玉川警察の交通課の警官に、僕のクルマはブレーキを踏んだ状態4メートル飛ばされた痕跡があり、時速40キロで追突されたのだろうと伝えられた。
それにしては身体は大したこと無いように思われた。
しかし車内はダッシュボードのオーディオやナビがスッポリ外れてサイドブレーキあたりまで飛んでいたし、オーディオの上の空調コントロールパネルまで衝突のショックで外れ落ちていた。
俺、身体大丈夫かなぁ・・そう思いながらそのまま20分ほどボーっとしていただろうか・・
すると助手席ドアが突然開いて、警官が早口で何かを話していたが何故か頭に入らない。
更に歩道で通りすがりと思われるおじさんが何か言っていたり、追突したクルマの運転手が謝罪に来たり、救急車の隊員から助手席側から出るよう促されたり、皆が一同に色々言うので訳が分からなくなった。

https://www.youtube.com/watch?v=POXss8XEyw8&list=UUOgLOKBAW8LIWOB3Ydwmy5A → 事故後の映像

外に出ると自分のクルマがどうなっているのか確認したかったが、倦怠感でままならないうえに薄着だったのですごく寒かったので諦めて救急車に乗り込んだ。
救急車はすぐにけたたましいサイレンを轟かせて環状8号・瀬田方面へ向かって走り出した。
そして20分くらい走っただろうか、どこかの病院の暗いパーキングにバックから駐車した。

病院では、やる気無さそうな宿直医師が居て、X線を3枚と問診を受け、ロキソニンの痛み止めと湿布を貰い、27,000円を支払った。
その後、病院が終わったら来るように言われていた玉川警察へ行き、事故状況を聴取された。
この調書が無いと相手の保険が下りないらしい。
いくつかある設問項目の事故割合欄は全て10:0となっていた。信号で停止していた車への追突だから当然だろう。
警官は「どこの大学の出身ですか?」と聞いてきたので「○○です。」と言うと、警官は「年が同じだったものでね」と言って更に「僕は秋田で・・・子供の頃、食べる物あまり無かったよねぇ」なんて言っていた。僕は東京と横浜でしか住んだこと無いし、食べ物はふんだんに有ったと思う。
その日はそれでやっと解放されて帰宅した。

翌日もタクシーで奥沢病院に行き、1時間半待たされて受診。
小さなハンマーで膝を叩かれ反応を見られ、外来処方箋(薬局で購入する薬剤を書いてある紙)と、判読不明の診断書を貰って診察料8000円を支払う。受診時間は3分だった。



 そしてまたタクシーで玉川警察へ行き、病院で書いてもらった読めない診断書を渡した。
警察で、事故加害者に対して罰を与える・与えない、どちらかににチェックする紙を渡されましたが、内容を聞いたところどちらにチェックを入れても、加害者の免許点数減点は同じだという。意味不明。

それから自分のクルマがどうなってしまったのか気になり、警察が頼んでくれたレッカー会社に電話を入れてみた。


するとそのレッカー会社の対応はとんでもないものだった。
「ウチは2日間だけ無料だから、今日中に持って行ってくれないと困るんだけどなぁ。クルマは自走できるから、今日中に取りに来てよ。」
リヤバンパーが取れちゃっていると聞いているのに、警察指定の業者がそんな理不尽なことを言ってくるとは思いもよらなかったので、相手の保険会社に理由を話して連絡してもらった。
しかし、保険会社からの返事は「被害者様に言うことではないのですが、当保険会社が責任を持って支払いをお約束するのでクルマを修理工場へ移送してよろしいでしょうかと言いましたら、カネと交換でなければだめだと言われて電話を切られました。」だって。
何か、それを聞いて全てが嫌になってしまった。
情けない保険会社も、セコイ修理工場も、そんな所と契約している玉川警察も
ネットで調べたら、その修理工場の存在すら見つからない。
玉川警察はどこからこんなひどい業者を見つけ出したのだろう。
何もかもがマトモじゃないと思えるバカみたいな話。まだ始まったばかりなのに。

もう疲れました。