2013年4月12日金曜日

ゴミ箱に捨てなかっただけでも偉い

おととしの大みそかに西荻窪のちっちゃい花屋で、どうみても売れ残っていた正月飾りを買った。

そして・・

正月も終わり正月飾りはどこかの神社に持って行こうとクルマのトランクに入れていたが、半年過ぎてもそのままだった。
トランクを開けるたびに稲のもみ殻がポロポロ落ちて「あー、どっかに持って行かなくっちゃ」と思うが、トランクを閉めたとたん忘れてしまっていた。

夏も過ぎた頃、赤坂東急ホテルに行くため青山通りを走行中に豊川稲荷を目にして、急に正月飾りを思い出し急停車。
車を降りてトランクからかぴかぴに乾燥した正月飾りを取り出し境内に入った。
しかし境内を見回してもどこへ持って行っていいかわからないので社務所へ行って、「あのーこれ、他の場所で買ったものですがここに持ってきてもよろしいのでしょうか?」と聞いた。
すると白装束の人は「それは神社にお返しするもので、ここはお寺ですので」と言われた。
えーーっ、豊川稲荷って寺だったのー?全然知らなかった。
見るからに神社だし、会社が近所だった時、初詣しておみくじ買ったよなあ。
そんな思いが頭を巡っていたら、神社じゃ無くて寺の人が「こちらで預かりましょうか?」と言ってくれたのでお願いした。
花屋の売れ残りのカピカピの新聞紙に包まれた正月飾りは秋も近い頃、無事赤坂のお寺に納まることになった。
信心の浅いのにも程があるが、これでいいのー?

2013年4月6日土曜日

黄色の馬鹿貝

何日か前、目黒通りを使っての帰り道、山手通りとクロスする大鳥神社交差点を過ぎて碑文谷方面に1Kmほど行った左側にシェルのセルフガソリンスタンドがあり、そこで給油をした。

給油中スタンドの壁ぎわに40~50歳くらいのスタンドマン二人がこちらのほうを向いて立っていた。
給油が終わったが、支払いはカードによる機械精算なのでスタンドマンは必要なかったが、何時間か前に上がった雨で汚れたフロントガラスを拭きたくて、二人に近づき「ウインドウを拭きたいので雑巾貸してください」とお願いした。
2人は一瞬たじろいだように見えたが、物置きのようなトビラを開けて古いタオルのような布を貸してくれた。
窓を拭き終って「ありがとうございました」と告げて古タオルを返した。
するとスタンドマンは「今回はサービスですが、次にいらっしゃった時はタオルは有料でお願いします」と言った。

え?・・・タオルが有料? どーいうこと?
拭いてくれる料金でもなく?タオル使用料?

他のスタンドでは「フロントガラス、お拭きしてもよろしいですか?」と聞かれた後、スタンドマンが拭いてくれるし、有料なんて一度だって無い。
このスタンド、意味わかんない。
まあ、もう二度と行かないからいいけど。