2011年3月1日火曜日

あざとい62才おばさん<たかの友梨>

他人に対してとても猜疑心が強く、すごく警戒心があり、自分の作った高いハードルを越えることのできる人はあまりいないと思っている。 
でもそう思っているのは自分だけで、海千山千のヤリ手ババアにかかれば、赤子の手をひねるようなもの。
“沢尻エリカ”と“たかの友梨”のことである。
沢尻エリカは、たかの友梨が自分の理想の方向へ導いてくれる良き理解者と思っているようだが、全てはたかのにコントロールされている。
たかの側は60パーセントくらいの余裕で対応すれば、余裕の無い純な(馬鹿な)沢尻は簡単に落ちるだろう。
その中でもあっけにとられるのは「聖女から悪女へ」なんていう安っぽく使い古されたキーワードに本人はびっくりするほど反応し、それを「今の自分にぴったり」と思って受け入れる超単純な沢尻。
何だかんだ言っても結局たかの側にハダカ同然のCMを撮られ、その説明が「悪女っぽく」と言いくるめられているにもかかわらず自分が決めたことだと思っているアタマの悪さ。
それを芸能メディアの前で大きな声で「聖女、悪女どっちが好きですかー?」って、少し前に捕まったどこかのエセ宗教団体みたい。
聞かれた奴らがパラパラとした拍手だったので、気負って大きな声の彼女の惨めさがさらに浮き彫りになっていた。
そのあとシナリオ通りに“言ってはいけないこと”を言ちゃったみたいな猿芝居は、会場全員が計算ずくなのが分かっちゃって、猛烈にカッコ悪く、見ているこっちも恥ずかしくなってテレビを消した。
これじゃ「これから女優として・・」って言ってたけど無理だな。

随分前、沢尻の存在を知らなかったが、西荻窪で入った地中海料理屋が沢尻エリカの母がやっている店だった。
気さくでとてもいい人だった。
そんな母親をバカにしたような態度で罵倒し、変な経営者を崇拝するアタマの弱い娘は、いつ正しい道を知るのだろう。
人ごとだけど、むなしい人間模様を見た気がした。

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