2011年6月26日日曜日

安さ一番!ドンキのようなTV局

先日、テレビのゴールデンと呼ばれる午後7時台の視聴率がNHK以外、ひと桁台に落ち込んだと報道されていた。
まあ、昔とはライフスタイルも違うしメディアの選択肢も増えているから当たり前の話ではあるが、一番の原因はテレビが「つまらない」ということなんだろう。
制作費が少ないからと言って、2時間ゴールデンでもyoutubeから拾ってきた映像を臆面もなく流し、2流タレントがコメントを言い笑いを取るみたいなのばっかり。


ワイドショーなどはもっとひどくて、費用を抑えるため屋外ロケに携帯回線を使用する。
場合によっては携帯そのもので撮影もする。
そのためスタジオとのやり取りはタイムラグでかみ合わず、さらに、とぎれとぎれのボロ映像をそのまま流すので、視聴者はイライラしてテレビ局のセコさを実感させられる。


そのセコさの影響は制作会社にも波及。
制作会社はテレビ局の仕事を請け負うためロケ用に一台6億円もする中継車を所有しなければならないのに、制作費削減のため使えず、結局は前出のようにディレクターあたりが適当に安カメラでカメラマンしてたりする。


テレビはそんなセコスパイラルによって、主体たる視聴者に対してバカにした映像を提供し続けている。

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