2011年7月29日金曜日

イギリスフォード・アングリア

今日、目黒通りをクルマで走ってていたらリヤウィンドウが逆スラントした、とんでもなくカッコいいクルマが走っていた。
ぱっと見、1962年マツダキャロルに似ていたが、それよりは2回りほど大きい車体だったように見えた。
右ハンドルだったので多分、英国車だろうと思い調べてみたら1959年イギリスのフォード・アングリアというクルマだった。
さすがに古いクルマなので、エアコンはおろかクーラーさえも付いていないため、窓全開だった。
少し白髪が混じったおじさんがハンドルを握り、目黒通りから山手通りを池尻方面へ左折していった。
まわりを走る国産車たちは鉄壁みたいなプレスライン丸出しでまるで色気無いデザイン。
美しいものは、どんどん失われていくなかで、それさえ気がつかない人達が、逆にどんどん増えていくのだろう。


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