2013年6月1日土曜日

老木 対 老人、本当の弱き者はどっちなのか

ある日、いつも見ている景色が変わっていることに気が付いた。
下2枚の写真は、ほぼ同じアングルから写したもの。
こんもりと緑をたたえていた小さな森は無くなり、中央に見える緑はたった一本を除いて奥にある公園のもの。

現地に行ってみると800坪の敷地に数十本あった大木達は一本残して伐採されていて「保存樹木」という掲示物がいくつも捨てられていた。

調べてみると、この「保存樹木」とは伐採への制約では無く、保存に対して補助金が支払われていることの証(あかし)だった。
そこまでして保存を推進するのであれば、移植はできなかったのだろうか。

高さ20~30メートルもあったケヤキ達は樹齢何歳だったのだろう。
ともかくその後に建築されるのは、またもや補助金がかりの「有料老人ホーム」というのが皮肉な話。


0 件のコメント:

コメントを投稿