2014年12月9日火曜日

一泊2日・往復1000Kmのお手伝い

免停中の友人からいきなり「明日、京都に行くためレンタカー借りたから一緒に来てくれない?」と連絡があった。
免停中にクルマ借りたということは僕一人が往復運転するということだよな~。
「いいよ、何時にどこ?」「明日朝10時に、たまプラーザのニッポンレンタカー」「オッケー」
翌日、自分のクルマをレンタカー屋に置かせてもらい、借りたハイエースで買い物をして、そのまま東名青葉インターから高速に乗った。

横浜から2時間ほど走って遅い昼食をとるため、次のパーキングに入ることにした。
入ったのは「赤塚PA」という聞いたこともない小さなパーキングエリアだ。
食事を済ませ、外に出て一服していると一匹の猫が近づいてきた。
小ぶりの三毛猫だからメスなのだろう。オスなら高値で売り飛ばされているから。
山間のパーキングは寒いしお腹が減っていたのか、僕の方に恐る恐る近づいて来たので余ったおにぎりを少しだけあげた。
連れて帰りたかったが今日はホテルに泊まりだし、明日は一日イベントの手伝いをしなければならない。
パーキングを見渡すと、幸いなことに柵の裏には民家があったので、誰かが世話をしてくれているんだと自分を納得させて連れていくのを諦めた。
クルマに戻り出発したが、猫のことが頭から離れずしばらく気持が晴れないでいた。

それからしばらく高速を走り、伊賀一之宮というインターで高速を降り一般道を走行。
今夜宿泊するホテルを横目に通り過ぎ現場会場に向かう。
明日の会場は京都の相楽というところだが、宿泊は三重県の伊賀でその距離は25Km。
要するに会場の周辺に泊まれるところは無い。

月明かりしかない山間の道を25km行って荷物を降ろして再度ホテルに戻るのだ。
途中の真っ暗なカーブでハザードを点滅させているクレーンを装備したトラックが止まっていたので対向車線を通り抜けると、その先でトラック同士が正面衝突していて警官もいて処理をしていた。
それからイベント会場へ行ったのだが、とんでもない田舎にびっくりしつつも、荷物を降ろして同じ道を戻りホテルにチェックインした。

翌日、朝早かったのでホテルの朝食券も無駄になり出発。
会場に着くと、全国の「ゆるキャラ」が集合していた。
個人的には全く興味無く、はっきりいってバカバカしかった。
キャラ達は、人の介護無しでは歩くことも、立ち上がることさえ出来ないあり様。
京都府警の着ぐるみに至っては、介護が本物の婦人警官という贅沢さ。
そんな姿を地元のテレビ局が長時間録画していた。
そんなキャラの中で一番はしゃいでいたのは、無表情な顔の地蔵で、頭に鹿の角が生えている奈良のアイツだった。
さすがに場馴れ感がハンパ無い感じ。

全てが終わり、横浜に帰りついたのは夜中だった。

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