2010年10月13日水曜日

しょんぼりタウン

すがすがしい場所を求めてクルマを走らせる。
目的地は様々。

だけどそこへ行く途中には必ずといっていいほど“しょんぼりタウン”が存在する。
地方都市は大体が“しょんぼり”なのだ。

街道にはどこも同じようにファミレス、カラオケ、ファーストフード、パチンコ、靴流通センター、サラ金、びっくり寿司、びっくりドンキー、etc.
ちっともびっくりしない。

異常にデカく、異様にハデな看板は目を背けたくなるほどセンスが無く、全部が目立とうとして全部が目立たなくなっている。
たいていそういう都市は不況で苦しんでいて行政に文句をタレているが、遠くから来ている者にとってそんな場所は一刻も早く通り過ぎたいのである。
どーしても通らなければならないため、否応なしに目にするその景色のせいで気持ちが落ち込み、思いっきり「しょんぼり」してしまう。
それが「しょんぼりタウン」なのだ。

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